株主・投資家の皆様へ
株主、投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
代表取締役社長の大出悠史でございます。
私は2022年3月より代表に就任し、当初より、自身の金融側面における知見及び経験を活かし、採算性と安定的な事業体制の確保による、一層の強固な組織・事業体制の確立をミッションとしてまいりました。当社における役員体制のスリム化を図る一方、各子会社の代表者には、それぞれの事業にリソースを傾注いただき、今後の収益の柱となり得る新しいコンテンツ作りに注力いただくなど、将来の躍進に向けた改革を図ってまいりました。
その結果、道半ばではございますが、株主の皆様によるご支援と、グループ各社の奮起によって、2024年12月期におきましても、2022年12月期以降、3期連続でグループ体制変更後における事業規模を大きく躍進させることができました。
2025年12月期におきましても、売上収益350億円、営業利益15億円、親会社の所有者に帰属する当期利益13億円と、売上では6期連続での増収を見込んでおり、利益面では、前期負ののれん発生益の計上がありましたことで減益計画とはなりますものの、依然として高い黒字計画を見込んでおります。
この業績目標を達成していく上でも、昨期よりお示ししております、
“新たな独自IPコンテンツの創出”
“グローバル基準の映像コンテンツの創出”
“広告分野における新規販路開拓及びデジタル領域の拡充”
という3点を重要な事業課題として捉え、各事業における取組を強化してまいります。
また、今後も「資本政策」 「株主還元」 「業績」それぞれの面で株価を意識した企業努力に一層注力するととも、“PBR1倍割れの解消” “高ROE水準の維持”、“持続的成長投資”という3点を重要視しつつ、髙い収益率を保つ企業体制への成長と永続的な企業価値の向上に努めてまいります。
株主様、個人及び機関投資家の皆様、取引先金融機関様、そして当社グループに所属する役職員を含むステークホルダーの皆様におかれましては、今後とも変わらぬ温かなご支援ご鞭撻を賜り、引き続き当社グループの活躍にご期待をいただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社KeyHolder
代表取締役社長
