既存ゲーム店舗の落ち込みと既存店舗の閉店による減収

減収による原価コストの増加

売上面では、特に既存ゲーム店舗において、メダルやプライズなどのカテゴリが前年を大きく割り込んでいる事に加え、夏季繁忙期における記録的な天候不順による来客数の伸び悩みのほか、VR事業におけるVR機器・ソフトの販売やレンタルに関する事業活動で苦戦し軟調に推移いたしました。利益面においては、減収による影響を受けたほか、原価・販管費が膨らみ減益となりました。

アドアーズが渋谷で運営するVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」は、VR常設型の施設としては全国の先駆けとして多くのメディアや業界団体から注目を集め、お客様にも大変ご好評をいただいております。同店で培ったVR運営や接客オペレーションのノウハウを次のステージへ引き上げるべく、同施設の2号店目となる「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」を、既存店であるアドアーズサンシャイン店の3階を全面改装し、12月７日からオープンしております。

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自社開発のVR機器を含めた販売・レンタルを本格始動しております。既に販売・レンタルを開始しているVRコンテンツのほか、人気アニメの「おそ松さん」初となるVRコンテンツの計４機種に加え、実際に「VR PARK TOKYO」でご提供するVRコンテンツや、運営で得たノウハウを活かし、各協力会社様が提供するコンテンツを含め約30機種まで取扱い数を増やしております。

長年のメダル運営で培ってきたノウハウや顧客ニーズを基に、当社で独自開発したメダルスロットマシンについて、メダルを設置している全店舗へ継続的に導入しております。現在13機種のマシンが各店舗で本格稼働しております。お客様からも大変ご好評をいただいており、他のメダルスロットマシンに比べ２～３倍の稼動となっております。今後も、消費意欲を刺激するメダルマシンの独自開発を積極的に行い、売上強化を図ってまいります。

インバウンド需要に向けた施策として、昨年の12月にアドアーズが運営する秋葉原店の一角を改装した「アドアーズエクスチェンジ秋葉原」を開設いたしました。そしてこの度、他のアドアーズ店舗にもお立ち寄りいただくきっかけ作りと、訪日外国人観光客の利便性向上を目的に、運営する店舗でも特に訪日外国人観光客の往来が多い立地にあるアドアーズサンシャイン店及びアドアーズ上野アメ横店の2店舗に外貨自動両替機を導入いたしました。